うどん店の店舗デザインに携わってきて得た幸福感

大衆食堂のイメージを全面に押している内装をしています

訪れる飲食店では外観・内装ともに事細かくチェック大衆食堂のイメージを全面に押している内装をしています25年もの長い年月を店舗デザイナーとして生きてこられた

大阪の老舗店の場合は丸亀製麺とは反対に、大衆食堂のイメージを全面に押している内装をしています。
これは、大阪ではうどんは庶民の食べ物として大正時代から食されてきたことが影響していると私は睨んでいます。
大きなテーブルで相席も進められることがあり、庶民的なデザインが重んじられているのでしょう。
これまでに私自身も、うどん店の店舗デザインは数多く手掛けてきましたが、毎回コンセプトを最初に依頼主に尋ねてからデザイン画を描いています。
店舗は飲食店を象徴する大切な建物で、依頼主にとっては我が家同然のこだわりを持たれている方も少なくありません。
それゆえに必ずデザインを描く際はキーワードを細かく拾って形にしたいと思っています。
しかし中には開業する店舗のコンセプトが思い浮かばないという方もいらっしゃるものです。
一体コンセプトとは何かと質問されることも多々ありますが、その時私は毎回「どんな店にしたいのか」と尋ねます。
こう尋ねることで依頼人の自店への思いを引き出すことができ、そこで語られるキーワードをメモに取ってデザインへと繁栄させるという訳です。
アットホームな店にしたいと言われた時は先述した旧家のような日本建築の店舗にしたり、座敷を設けてくつろげる店を提案します。